SUSTAINABLUE
三菱鉛筆株式会社とWALL SHAREが共同で行ったプロジェクトSUSTAINABLUE/サステナブルーが横浜市関内エリアにて行われました。
横浜を長きに渡り支えてきた横浜市旧市庁舎を囲む仮囲いをキャンバスとし、FATE氏のシグニチャーである幾何学的な模様が壁面を彩っています。
ギャラリーから出ました
プロジェクト名かつ、作品のテーマでもある「SUSTAINABLUE」は造語であり、横浜市旧市庁舎街区活用事業のまちづくりビジョンとして掲げる『継承・再生・創造』を持続的(Sustainable)に循環させたい、という想いと、横浜のシンボル
的な色であり、希望の意味を持つ青(Blue)の意味が込められています。

2025年の完成を目標に、ホテルや商業施設などから形成された複合ビルに生まれ変わる横浜市旧市庁舎。そんな、横浜の新たなシンボルとなっていく場所にミューラルを描くことで新たな風を吹き込み、地域活性化へと繋げていきます。

FATE氏が持つ独自の感性や表現、そして卓越した技術から描かれる様々なエレメントは、何かが始まったり、ポジティブに動いたりすることに対して、事象のきっかけとなる蛇口やスイッチ、ボタン等がモチーフとなっています。
また、デザインの領域にも精通していることから、作品の構図からエレメントのサイズ、位置、まで全てが緻密な計算によって構成されています。

三菱鉛筆が「生まれながらにすべての人がユニークである」を信念に掲げているように、アーティストを含め、誰もが違った表現を持ち、違いがあるからこそそれぞれの美しさや魅力を感じることができるのではないでしょうか。
”一人ひとりのユニークで彩られた自由でボーダーレスな社会の実現を目指す”ことを目標として行われた本企画。私たちは、誰もが気軽に触れることができる芸術作品「ミューラル」をまちに生み出していくことで、あらゆる人々の表現体験の後押しに繋がることを願っています。