KINTETSU PRESENTS

アートのあるまち
南大阪

STORY

近鉄南大阪線、長野線には大阪市立美術館やあべのハルカス美術館があり
大阪芸術大学グループなどアートを学べる施設もたくさん。
そんな沿線だからこそ、もっと身近にアートを感じてもらいたいという
思いから、「アートのあるまち、南大阪」プロジェクトは始まりました。
このプロジェクトでは、日々ご利用いただいている
「駅」というフィールドに様々な形でアートを展開しています。
仕事に出かけたり、学校に行ったり
そんな日常の中でワクワクを少しでも感じていただけると嬉しいです。

Muralのある駅

「Mural（ミューラル）」とは壁をキャンパスに見立てて描くアートで、海外ではまちを彩る役割として広く認知されています。日本ではまだ馴染みのない文化ですが、迫力あるミューラルアーティストの作品を駅で間近にご覧ください。運が良ければ作品を描く様子が見られることも！？

Station | 針中野駅改札外コンコース Oct.2022

Project comment

ミューラルを描く前に、Ohwadaさんには今回モチーフにも関わる長居植物園に足を運んでいただき、インスピレーションを感じていただく機会をつくりました。ご本人が普段からスタイルにしている「ボタニカル」の表現に加えて、その土地らしさが合わさる要素は、ミューラルの良い点だと考えます。駅という公共空間に対して一方的な発信ではなく、新たなコミュニケーションが生まれるミューラルを是非楽しんで下さい。

Artist comment

今回、初めて駅構内という場所で2週間ミューラルを描かせていただきました。制作期間中、駅を利用する沢山の方々に話しかけていただき、駅が明るくなったよ!植物が生きてるみたい!と本当に嬉しいお言葉をいただき、常にパワーをいただいておりました。改めて素晴らしいプロジェクトに関わらせてもらえたんだと強く実感しております。この度はこのような貴重な機会を与えていただき本当にありがとうございました。

Saori Ohwada

福島県いわき市出身。日本デザイナー芸術学院専門学校グラフィックデザイン専攻科卒業後、印刷・アパレル等のデザイン会社において商品企画デザインに携わる。2012年、樹木の生態と生命力に興味を持ち、樹木の生き生きとした佇まいと樹皮が持つ皺やたるみといった樹木にしか持つことの出来ない表情に胸を打たれ、自身の作品モチーフを樹木に絞る。そして、自身も植物を育て始めたことをきっかけにサボテンや多肉植物といった植物に魅了され、現在は植物画作品をメインに描き、定期的に個展開催や植物販売イベントに出店する等、積極的に活動の幅を広げている。2019年には伊勢丹新宿店メンズ館にて開催された企画展に参加、その他NHK趣味の園芸『花遊美』のコーナーに出演。アパレルブランドとのコラボレーションを始め、商品パッケージのイラスト提供などあらゆるジャンルで活動中。